初ハーフマラソン終了

11月2日日曜日、初ハーフマラソンがありました。

少し前のブログで、2時間切りを目指して、なんて書いたのですが、
10月中の総走行距離は60キロ程度。全然練習できず、
しかも、レース前2週間前に入ってからは全く走れず、という状況で
レースを迎えてしまいました。

練習不足で目標タイム自体が無謀だとわかっていたのと、
だいたいハーフの距離が走れるのか、ということで
レースなのにテンション下がり過ぎなほどに下がっていて
朝起きたときから会場に行きたいない・・・と登校拒否児のような状態だったのですが、
旦那が送ってやるから、行ってこい、というので
（マジで登校拒否の子供みたいやんね・・・）
頑張って出場してきました。

いつも練習に参加させてもらっているランニングショップが
「みんなで参加しようレース」に指定しているレースだったので
テントが出てて、いつも一緒に練習しているメンバーが揃っていました。
長らく顔を出してなかったので、みんなにずいぶん心配され、
久しぶり～って歓迎され、テンションも少しあがって
とにかく完走目指そう、と気持ちを切り替えてスタートにつきました。

仲間がいるとペースを誰かが作ってくれれば引っ張ってもらえる利点もあるものの
私のように練習不足でレースに臨めばそれが自分のペースを守れなくなる致命傷にもなるもの。
あまりオーバーペースにならないように、自分でペースを作るように気をつけました。

私よりちょっとだけ遅く練習参加するようになった仲間の1人が
コツコツ練習を続けて自信に満ちた顔で走っています。
いつも私の背中を見て走っていたその子が、私の前を走ってくれます。
ある程度引っ張ってもらいつつ、頑張って追いかけましたが
5キロぐらいまででついて行けなくなりました。

入りの5キロがだいたい5分50秒ぐらいのペースで走り、
そこを超えてから折り返しまでは6分05秒ぐらいまで落ちてました。
友達は、前半ペースを押さえて走っていたそうで、
折り返しからペースアップしたそうですから、練習がものを言うのがよくわかりました。

ハーフ超えて、15キロを超えてからは足の痛みが出始めました。
筋力が完全に耐えられなくなってしまっていたのです。
最後の給水場所で少し多めに水分を取るためにコップ二つをもらって
飲もうと思って立ち止まったのが間違いでした。

次が走り出せなくなってしまったのです・・・・。

15キロ～16キロの途中であった給水から１キロ弱は歩いている状態でした。
その後ちょっと走っては歩いて、ちょっと走っては歩いて・・・・
足がどこまで持つか様子を見ながら進みました。その時点で2時間を切るのは
絶対に無理なタイムだったので、完走完走と唱えながら、
そして練習不足に悔やみながらの一歩ずつでした。

後3キロの表示に来たとき、チームのスタッフさんが自分のレースを終えて
逆走しながらチームのランナーを見つけては激闘してくれています。
旦那と結構仲良くしてくれているそのスタッフさんは、チームシャツを着ないで
レース参加していた私もちゃんと見つけてくれて
「Hさん！頑張ってよ！もうちょっと。ファイトファイト！！」と応援してくれて
力をもらいました。

あと3キロ、少しずつ前へ、とにかく走ろうと思って
のろのろとまた走り始めました。

最後１キロはレースを終えたチームメンバーで余裕のある人たちが
応援してくれていました。足の痛みからバランスの崩れた走りをしていたみたいで、
無理しないように言われました。ちょっと足を引きずって走っていたようです。

心肺の疲れよりも足の疲れにやられながらやっと完走。

タイムは2時間19分29秒でした。

練習の大事さと、コツコツ続けることの大切さ、
そして練習しなかったときの落ちていく早さを
ひしひしと感じて、完走したことにも素直に喜べないままに
初レースを終えました。

走りながらコツコツ続けられなかった、モチベーションを保てなかった自分を
情けなく思いながら、そしてそれを国家試験の勉強にも重ねながら
もっと頑張ろうもっと頑張ろうと思えた、次の目標にできたことは
今回の収穫だったと思います。

テツ君が最後は根性とアドバイスしてくれてたのに
根性足りなかったみたい・・・
根性出せるように頑張ります。

11月は練習ペースをしっかり取り戻して
季節もいいんだし、頑張ります。